算数の取り組み方について
ピグマキッズくらぶの算数では、条件を整理し考えさせたり、試行錯誤させたりする問題を中心に、ゲーム的な遊びの要素を多く取り入れた親しみやすい良質な問題でお子様の思考力を養成します。ここでは、図形問題と論理問題の効果的な取り組み方について、ご案内いたします。
算数を好きになれるように
実際に作業をしながら
全体の「イメージ」をくみたてましょう。
①図形問題の効果的な取り組み方
図形の問題は、頭の中だけで考えるのではなく、平面図形は折り紙などを使って問題と同じように折ったり切ったり、回転させてみたりしてみましょう。立体図形であればお菓子の箱、紙筒などを切り開いて展開図を確かめたり、斜めに切ったときの切り口の形を実際に確かめたりするとよいでしょう。ピグマでは、図形問題やサイコロ問題のときなどに、お子様の理解を助けるために工作紙の付録がついています。こうした作業を経ることで、図形の性質や特徴がしっかりと理解され、徐々に頭の中で図形を具体的に操作することができるようになるのです。そしてイメージしたものをノートなどにかかせて確認させるとよいでしょう。具体的に確かめることなく、あやふやな理解では、頭の中で図形のイメージ操作はできません。ぜひ実際に作業を伴う学習をさせましょう。
②論理問題の効果的な取り組み方
みなさんご存じの「うそつき村と正直村」のなぞなぞ、これは典型的な論理問題です。いざ答えようとすると混乱してわからなくなってしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。こうした問題も頭の中だけで考えようとするより、問題文から分かっていることがらや条件・関係等をノートに表や図などをかいて整理し、場合分けをして考えるとわかりやすくなります。ピグマのテキストの構成は「例題」→「基本問題」→「応用問題」の流れになっているので、まずは問題文を整理しながら「例題」に取り組んで、何をどのような手順で解いたらいいのかを確認しましょう。解くためにどのような工夫をすればよいのかがわかり、他の問題を解く際にも大いに参考になることと思います。